リアウインカーLED化
ウインカーのLED化はちょっと面倒くさいです。
理由は以下の三点
- LEDの消費電力が少ないのでハイフラッシャーになる
- LEDは極性があるので、インジケータが正常に点滅しなくなる。
- LEDの消費電力が小さいのでインジケータ経由でハザード状態になる。
フロントは純正形状が好きじゃないので後日交換します。
今回のメニューは以下二つです。
- ウインカーリレー交換
- リアウインカーバルブをLEDに交換
ウインカーリレー交換
まずはハイフラ防止の為にウインカーリレーを交換します。
ハイフラ機能が使えない以外は通常のバルブのまま、先にウインカーリレーだけを交換しても支障はありません。
ハイフラッシャー(ハイフラ)とは、ウインカーの電球切れの時にウインカーを高速で点滅させる球切れ検知機能です。
ウインカーをLEDに交換すると、電球に比べて消費電力が非常に少ないので、純正のウインカーリレーでは球切れが発生した時と同じくハイフラになっちゃいます。
これでは困るので、通常の点滅速度を保つLED用のウインカーリレーと交換が必要になるわけです。
ただしLED用ウインカーリレーには一般的に抵抗に応じてハイフラになる回路がついていないのでLEDが球切れを起こしてもハイフラは発生しません。このためユーザによる運行前点検がシビアになることに注意が必要です。
LED用リレーの種類は点滅速度が変更できるもの、カチカチ音が鳴る物、鳴らないものなどいろんなタイプがあります。安い物から高い物までいろいろあるので用途と好みに合わせて選んで下さい。
LED用リレーに交換しても通常の電球は利用できる(LEDとの電球の混合運用も可能)ので、リレーだけ先に交換することも可能です。
純正ウインカーリレーの設置場所は左のタンデムステップ格納部の裏です。
シートカウルをはずして、ウインカーリレーとご対面。
ウインカリレーはゴムクッションでインナーカウルに固定されています。
この黒くて四角い物体がウインカーリレーです。
さくっと交換して、水が入り込みやすい場所なので、写真のようにしっかり防水しておきました。交換方法は後日追記します。
3ピンの110型コネクタが刺さるリレーがあれば良かったんですが見つけられなかったので平形端子のメスでリレー側の端子に接続して、コネクタ側はこのコネクタセットのオスだけを利用しました。
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リアウインカーバルブ交換
次にリアウインカーの電球をLEDに交換します。
リアのウインカーは電球型のLEDに交換するだけなので簡単に交換ができます。
手順は、通常のウインカー電球交換と同じ。ソケットの形が同じなので普通に交換するだけです。交換方法は簡単ですが後日追記します。
ポイントとしてはウインカー用のLEDはオレンジ色の物を選ぶほうが発色が綺麗という点。
白のLEDにしてもカバーがオレンジなので、まぁ支障はないんですが、元々電球色+オレンジカバーで発色するものが、真っ白の発光体とオレンジのカバーの組み合わせになるので、ちょっと黄色っぽくなります。
個人的にはしっかりオレンジにしたかったので発光色がオレンジの物をえらびました。
これなら仮にカバーが割れてもオレンジのままです。
仕事上色を扱う仕事をしてるので、色にシビアなところがあるのかも知れません。
リア周りをスッキリさせるために貼り付け型のLEDにする人もいるけど個人的には純正のままが好みなので、電球のみ交換で完了です。
リアだけをLEDにする場合はインジケータの配線加工をしなくても、リレーさえ交換すれば可能です。
ただしインジケータの配線加工をする前にフロントも同時にLEDに変えてしまうと、消費電力が電球に比べて極端に小さい為、インジケータから電流が回り込みハザード状態になってしまいます。
フロントも同時にLEDにする場合はインジケータの配線加工を先にしてくださいね。
荒っぽい方法でよければ、純正インジケータのウインカー用の電球を抜いて、別に新しいインジケータをフロントウインカーから配線しなおして、左右別に作っちゃうって方法もあります。(インジケータなんていらねーぜ!って漢気あふれる人もいるかもだけど違反だし危ないから止めてね。)
電球を抜いてしまえば電流の回り込みは発生しないので配線加工は不要です。実際2ヶ月くらいそれで運用してたんだけど、純正ポジションのインジケータランプが恋しくなって、点灯するように加工した経緯があります。(痕跡としてウチのMC21はフロントカウル内にインジケータ用のテープタイプのLEDが今も光ってたりするのであります。 まぁこれはこれで好きなんだけどねw)
もしかしたらこのカプラーで綺麗に収まったんじゃ無いかとあとから思う罠。
ただ配線は差し替えが必要なのかもしれない。
予算と時間が捻出できたら、やりなおすかもしれないのでメモとして...。
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