NSR整備記録

NSR250R MC21 SEのメンテナンス記録。

ウインカーインジケータLED化

 NSRのウインカーインジケータは左右共用のため、極性が反転します。
電球なら問題はありませんが極性のあるLEDだと片側がつかないことになります。
その上LEDに変更しただけだと、消費電力の少ないLEDの場合ハザード状態になることがあります。

配線図を確認すると、なるほどこれは電気が行ったり来たりえらいこっちゃです。
そんなわけで、インジケータのLEDの為には電気の流れを整流してあげなくちゃいけません。

自作しようかと思ったものの、パーツを集めて、万が一の為に予備回路も作ることを考えると、この製品を買ってしまった方が安上がりで簡単という結論に至り、既製品のウインカーパイロットハーネスを購入。

M&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロット・ハーネス   LHN700

M&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロット・ハーネス LHN700

 

配線図はメーカーのHPに記載されているとおりで、左右ウインカーからの配線を+として処理、アースを別に用意して結線となります。
なので、ウインカーインジケータ用の配線を途中でカットして、ハーネスを割り込ませるだけで簡単です。
ただ、あまりコネクタの近くでカットすると装着時に干渉するので、少し余裕をもってカットしたほうが良さそうです。
ハーネスのオスギボシのなかには整流器が入っているので電流は逆流しません。
そのためアース不在となるので、別の場所からアースを取る必要があります。

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で、悩んだあげく、メーターからアースを取ることにしました。
配線的に近いし同じメーターパネルだけで完結するので事後の整備性も失われません。

あとは消費電力がたいしたことないのがその理由です。 

 

今はコネクタの後ろが若干干渉して気持ち悪いので、そのうちコネクタを買って配線しなおすと思います。
経路的には上記で問題ないので参考になれば幸いです。

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LED関連はやっぱり人気記事のようなので配線図を追加しました。


パイロットランプは前回他のパイロットランプに採用したLEDの余りを利用しました。
当然同じLEDなので光量も同じで良い感じです。
けっこう光量があるので、ライディング中に視線を移動しなくてもウインカーが点滅しているのがわかります。
これなら昼間にウインカーを出しっぱなしで走って恥ずかしい思いをすることもありませんw